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歩くをアクティブに楽しむ

更新日:2024年10月23日




歩くこと自体の楽しみを覚えたら、さらにもっと速く歩けるようになりたい。

そう思った時には、私のお薦めは、ノルディックウォーキングとランニングです。


ノルディックウォーキング

ポールを用いたウォーキングには、ポールウォーキングと、ノルディックウォーキングの2種類があります。ポールウォーキングは、歩くこと自体には未だ体力的な不安が残る人に向いています。ノルディックウォーキングは、歩くことに問題は無く、更にもっと運動量を増やしたい、もっと速く遠くまで歩きたい人に向いています。

技術的な違いは、使用する道具と、その使い方です。ポールウォーキングは、ポールを「転ばぬ先の杖」として、体の前方に、足下へ向けて垂直に軽く突いて、歩行を助ける歩き方であるのに対し、ノルディックウォーキングでは、ポールは強く振り下ろして、足下よりも後方に突き、積極的に体を前へ押し出すようにして歩きます。脚力に上体の力も加わることで歩行が加速され、そのスピード感で歩く楽しさが更に増します。ノルディックウォーキング用として市販されているポールは、掌を包み込んでしっかり固定する手革と、先端部のゴムが着地時にグリップ力を高められるように斜めに角度付けされているのが特徴です。


写真1(ポールウォーキング)


写真2(ノルディックウォーキング)



ランニング

スマホの位置ゲームから始まった私の歩く習慣は、やがて小走りになり、そしてランニングへと変化していきました。もっと速く遠くへ行きたい気持ちが勝る人は、ランニングへと移っていくのが自然です。ご紹介した「重心を意識した歩き方」は、実は理想的なランニングフォームそのものです。このフォームが身に着く頃には、小走りか、或いはもう自然に楽に、走り出しているかもしれません。



歩く → 上下方向の運動を拡張 → ランニング



※ノルディックウォーキングと重心を意識した歩き方は、「TR1 疲れにくい走り方」に含まれます。


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