健康は、その一歩から。
- Keiji IINUMA
- 2024年10月7日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年10月23日

無理せず、怪我無く、楽しく歩く為に。
先ずは1キロから。不動産屋さんの広告では、駅から徒歩10分は約800メートルなので、1キロは10~15分。普段、歩きなれていないと、結構長く感じます。朝の散歩、通勤でも買い物で、いつもとは違う道を遠回りしてみたりすると、意外な風景の発見や出会いがあるかもしれません。最初から長く歩こうとせず、歩くことをいつもより少し意識するだけで、歩きは変わってきます。いきなり何十キロも歩こうとすると、疲れて嫌になったり、膝や股関節に痛みが出ることも。
ここで、膝や股関節への負担を減らす、重心を意識した歩き方※を紹介します。普段からこの歩き方でトレーニングを重ねることで、長い距離を歩く時に備えます。また、この歩き方の延長が、そのまま効率的なランニングフォームにもなります。
(悪い例の写真)
腕を大きく振り回して、胸を反らし、大股で歩く。一見、運動量が多く、元気ハツラツで健康に良さそうですが、無駄な力が入ると疲れて長続きしません。不自然で無理な姿勢で歩き続けると、一歩毎に足でブレーキがかかり、筋肉や関節に負荷がかかり、怪我の原因になります。
(良い例の写真)
先ずは肩の力を抜いてリラックス。腕は折り畳んで、肘を打ち下ろすように振る。このとき、肘の打ち下ろしと、同じ側の足の着地は同時になるように。体はやや前に傾けながらも、足の着地位置は体の重心の真下。でも感覚的には体の後ろに「ドスン」と落とす。足からの衝撃を足、膝、太もも、お尻、腹、上体、要は全身で吸収。腰は衝撃吸収の為に曲がります。一見「ヤンキー」歩きみたいでカッコ悪く、足への衝撃が膝にも悪そうに見えますが。体全体で吸収することで局部的な負荷を減らし、怪我をしにくい歩き方です。
と、紹介しておきながら言うのもなんですが、あくまでも参考です。最初は自分が一番心地よいと思える歩き方を、自分で工夫しながら見つけていくのが、それも楽しみの一つです。
体や気分の変化 → 歩く楽しさを見つける → 歩くことの習慣化
※重心を意識した歩き方は、「TR1 疲れにくい走り方」に含まれます。
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